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dojou presents petit healing blog

北海道は南富良野町の山奥でたくさんの犬達と暮らす「dojou」のブログです。釣りの様子や犬達の近況など、ムフッと笑えるネタをご紹介していきます。

おっさんと海

おっさんは北海道のど真ん中のこんな山の中に住んでいながら因果な遊びに目覚めてしまいました。

昔からチョイチョイやってはいたんですが、、、海でのカヤックフィッシング

欧米でも日本でもちょっとしたブームになりそうで、(情報不足でもうなっているかも) おっさんはガキの頃から釣りをしておりますが二十歳過ぎた頃からマグロを釣ってみたい、釣りたいなんぞとボンヤリとですが最終目標なんかも持っておりましたが、なんと情報によると積丹半島にはカヤックで行けるくらいの海域になんとマグロも回遊して来るらしい。

いやはや、大好きなカヤックで最終目標のマグロをここ北海道で釣ることができるかも知れないとは 。

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材質はプラスチックやFRPですがカヌー、カヤックは手漕ぎの原始的な乗り物です。

フィッシングカヤックなる専用の艇もかなりの安価で販売されておりますが、おっさんの艇はツーリング用の2人艇で非常に安定性があり、専用艇よりスピードが出ます。

原始的な乗り物ですが、装備は

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GPS付きの魚群探知機(魚探) 真下に魚がいるかを調べる装置で、ポイントを記憶させれば広い海の中でも無印のピンポイントの魚礁等に行くことも可能です。

p6070075 こちらもGPSですがカーナビと同じで例えば霧で視界が無くなっても目標地点に行くことや今まで目測でしかなかった陸地までの距離測か可能になります。

いやーー なにが楽しいって、この不便さと近代装備の融合っていいますか、やっていることは太古の世界の狩猟、漁なんですがなんとも魚との全身を使っての勝負?んーん近代装備での駆け引き?

p6070069 おっさんは7日の早朝、相棒と2艇で離岸出艇しました。

積丹半島沖のカヤックフィッシングではしりの80㎝以上の大きさのブリ狙い。

数日の熱射地獄とは打って変わって肌寒い気温。

ポイントは出艇場所からは約4㎞先、海岸からは1.5㎞ほど沖合です。

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ほぼ凪で追い風2メートルほどでポイントには約1時間で到着。

簡単に書いておりますが、時速4㎞〜5㎞を維持するのはカヤックにはかなりの労働量で80㎝級のブリはカヤックでは釣ったことはありませんがもし、予想では掛かったブリを一尾上げるのに1時間程度の時間が必要と思われ、その後にまた4㎞以上も漕いで帰らなければなりません。

途中で風が吹いたら、波が高くなったら、汐の速さ、魚の大きさによる勝負(やりとり)時間の判断、万一転覆したら、他の船(僚船、釣り船、漁船)とのかねあい等々

要するに、装備は近代的ですが沖合いでのカヤックでのブリ釣りは非常に体力と経験、知識が必要なタフで満足度の高いスポーツフィッシングでもあります。

今回はおっさん的にはカヤックフィッシングでのブリ釣り初心者のぶんざいで対マグロにむけての前哨戦と考えておりますが、実は行きと帰り、そしてブリとのやりとりでの体力消耗を考えるとたぶん1尾しか釣ることはできないので、すなわち1か0の釣りです。

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水深50〜60mで探り始めましたが魚探に反応無し、アタリも全く無し。

近くの遊漁船(ゴムボートの人)に聞くとやはり反応は無いとのことですが遠くの釣り船は盛んにヒットしている様子が見えます。

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それではと意を決して釣り船軍団の中に進入。(船団と言っても1㎞四方の海域に20艘程度の数なので密度は低い)

そこにいたゴムボートの釣り人に話を聞いたら朝から4本上げたとのこと。

期待十分で釣り始めましたが短時間で相棒が2本バラシで、おっさんはアタリすら無くブリと間違えるほどの強烈な引きの巨大なフグが釣れたのみ。

釣り船の爆釣を羨ましく見ながら体力の限界で撤退。  1日目は釣果無し。

海岸のキャンプ場で車中泊。

2日目の8日は午後から時化る予報で、いちかばちかのAM4時に出艇。

小雨と強風の中ポイントに到着、釣り開始と同時にうねりと強風でなんと一投だけでポイントから撤退。

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時間が早いので沿岸で根魚釣りをしながら様子を見ることにしましたが2時間足らずで相棒が寒さと頭痛でリタイア、寝不足と軽い船酔いかな?

一人になったおっさんは家族と犬達への土産にと一生懸命に根魚を釣っていましたがハッキリ言ってちっとも楽しくない。

ブリに頭のスイッチが入っているのと明日も日程はありますが天気予報ではどうも時化模様なので今日しかチャンスが無さそう。

沖を見ると岬の影のためか風向きか、風が当たらない海域が広がった様に見えますので最後のチャンスと水深45mまで出て釣り始めます。

ここより沖に出るのも自分のカヤック練度からすれば十分に可能なのですが、この波風の状況では他の船に余計な心配をかけてしまう可能性が高いのでこの水深での自粛です。

相変わらず魚探に反応はありませんがジグが40mの海底に着底と同時に突然30mラインに魚探に魚の反応!!

30mまで急遽巻き上げ2、3回アクションをいれると、、

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ドドン・・?????  ドッカーーン!!!!!

ガン!! ガン!!と合わせを入れ、たぶん今回の釣行で初で最後のブリとの戦いが始まりました。

正確に何分かかるかと時計を見ると

AM9:10

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南東の風が沖では強風ですがこの辺りは風速は3mほど、強烈な引きに20〜30mほどラインを出されては巻き戻すの繰りかえしを続けます。

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何分たったか? 陸から雨雲もせり出し、西に流されているせいか風も当たり出す。

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初めてのカヤックでの大型ブリ。

少々、ボケの入った頭では時間を忘れるので時計を写真に記録する事にしよう。

9:37 ヒットから27分ですがラインは掛けた時よりも30mは出されております。

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何度も何度も巻いては出されを繰りかえしているうちに、おっさんの腕と握力が限界に近づいてきた。

いやはやリールも竿も完全にパワー不足でリールは本気で力を振り絞らないと巻けない。おっさんのリールは左ハンドルですが左手のハンドルのノブを握って回す握力と回転させる手首の力がなくなってしまい大きなビンの蓋を横にして開けるような仕草でしがハンドルが回せなくなり、ゆっくりしか巻けないので時間がかかるのと右腕で竿をかかげていられない。

カヤックで大きな魚を釣ると軽いカヤックごと引かれて行くのでリールのドラッグ(ある設定以上のテンションが掛かると自動で糸を出して切られなくする機能)を緩めているのと同じで魚がなかなか弱らないのです。

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10時ちょうど頃に一瞬魚体が見えるところまで巻けたが、また引き出されて20mくらい先にいる状態が膠着する。

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バラバラと雨も降ったり止んだり。岬から離れる方向で出発地点に近づいて行く方向に流されているので多少は心強いのですが、岬の影から離れていくのでどんどんと風当たりが強くなっている。

これはダメか?(糸を切らなければ危険か?) が、心をよぎります。

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4度目だったか?

寄せては走られを繰りかえし。

左手でタモを持った時には腕の筋力が限界。

最後のひと頑張りーーーーんんんんん!!!!!

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獲ったど!!ーーーーーーーー!!!!!

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ししし写真ーーー

腕に力が入らず上手く持ち上げられないので

こんなんしか撮れませーーーん

激闘 1時間14分

げひーーーぃ  もう十分、予想どおりの戦意喪失、体力の限界、イッパイ、イッパイ、 と、ブリの血抜きをして帰岸。

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写真ではあまり伝わりませんが、かなり大きい。

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手と口の大きさで分かりますかーーー

87㎝ 初めてのカヤックでのブリです。

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ちなみにこんな形のジグと呼ばれるルアーで釣ります。(これは200g)

無謀にもマグロに向けての課題?(あきらめ?)がいっぱい。。

今日あたりは釣り船では初心者がこのクラスのブリを一人で10本釣ったなんて情報がありますが、同じ魚でも別世界の釣り、1本の価値が全く違います。今回のブリは三家族の夕食になりました。

いやーーーーー   楽しかったーーーー!!!!

って、3日たった今でも右腕の筋肉痛と左手のマメの痛さに悩まされているおっさんです。